【S7使用構築】乾坤一擲クチシャンブルル withラティアス【最高・最終2004】
こんにちは、アクアです。S7お疲れ様でした。
まず今期の序盤はありえないレベルで勝てず、最終日の1週間前で15中盤というありさまでこりゃ困ったなぁって感じでした。ですが、リアルを半ば捨ていろいろいじくった結果、運も味方してなんとか2000を達成できたので記念に構築記事を残そうと思います。良ければ見ていってください!
今期使用した並びはこちら。
【構築経緯】
前期使っていた(ラティ)クチシャンブルルはもっかい使いたいなってことで続投。クチシャンブルルとは、クチートの地面弱点をなくし、かつクチートの苦手な高火力特殊電気・水技を半減にできるカプ・ブルルと両者に一貫する炎技を吸収し重めな鋼にも強いシャンデラの3体の並びである。ラティアスはクチシャンブルルが苦手なメガゲンガーやゲッコウガなどに多少強く出られるという点でそれなりに補完が取れている。
取り巻きとしてUSUMでのトップメタと化した新UBアーゴヨンとその対策筆頭(?)のヒードランに強いポケモンが望ましいってことで、比較的ヒードランに後投げがきく地面枠としてガブリアス、少しでもドランをけん制できかつ高い耐久でアーゴヨンにも打ち勝てるスイクンを採用した。
【個別解説】
メガクチート@クチートナイト いじっぱり いかく→ちからもち
(NN:ElleMelMata)
じゃれつく ふいうち はたきおとす つるぎのまい
メガ前実数値 155(236)-137(252)-105-*-75-73(20)
メガ後実数値 155(236)-172(252)-145-*-115-73(20)
調整意図
・特になし
前期のS振りクチートとは別の、HAに多く割いたクチート。ハッサムが増えていたとのことで、ほのおのキバを採用したくなったりもしたが、剣舞ふいうちの制圧力はすさまじく、のんきに居座るナットレイを起点にしてそこから全抜きという試合もそれなりにあったのでこれはこれで悪くなかった。また、後述のスカーフラティアスがタスキアーゴヨンに返り討ちにされた場合や威嚇を入れた地面タイプのポケモンをグラスフィールドを盾に剣舞の起点にできたりもするので有益な技であった。はたきおとすは相手の持ち物判断やドランへの交代読みへの一手として外せない。
S20振りはHAクチートミラーで上からふいうち打ちたいなぁと思ったので雑に振った。特に活きた場面がないのでHAぶっぱでいいと思う。
NNはゲーム「テイルズ・オブ・エクシリア2」の登場キャラクター、エル・メル・マータから。年相応のませて元気なツインテ女の子。SMのリーリエロスに耐えられたのはこのゲームのおかげ。
シャンデラ@ゴーストZ ひかえめ もらいび(NN:◇Sanctuary◇)
実数値 161(204)-*-126(124)-205(172)-111(4)-101(4)
調整意図
・HB:特化マンダのすてみタックル、特化リザXの逆鱗、特化ミミッキュの+2かげうち、特化メガバシャの+2雷パンチ、特化メガクチートのはたきおとすを確定耐え、特化メガバシャのエッジを81.3%で耐える
・HD:特化テテフのPF下サイキネを確定耐え、C+1ポリ2のシャドボを高乱数耐え
・C:シャドボZでD4振りガブが確定一発。シャドボZの貫通ダメージ+かえんほうしゃでH252D4ギルガルド(シールド)が落ちる
*調整はこちらの記事を参考にさせていただきました。無断なので問題があればリンクは消させていただきます。
前期から続投。あいかわらずシャンデラの耐久を甘く見たリザマンダを吹き飛ばすのは気持ちよかった。ただ最近は耐久振りマンダが多く、マンダの処理は怪しくなった感じがする。
このポケモンの真価は、それなりの高い物理耐久を確保できる点と広範囲高火力を叩き出せる点にあると思う。一度有利対面を作ればかなりの圧をかけられるので、その後のサイクルが有利になる。トリルとの相性も良く、一番トリル下で無双していたのはこの子だった。ブルルが展開するGFとのシナジーを考えて後出しされるカバや耐久水をシャドボ込みで倒せるエナボも考えたが、害悪やバトンパに刺さる呪いは最後まで切れなかった。
NNはえっちゲーム「彼女のセイイキ」のセイイキを英訳したものから。主題歌の歌詞の中にシャンデリアがあるので少しは関連がある(かもしれない)。あの大物声優遥そらを起用しながら非常に安価なのでぜひ。
カプ・ブルル@マゴの実 いじっぱり グラスメイカー(NN:GreenBacchus)
実数値 161(124)-179(100)-136(4)-*-137(172)-109(108)
調整意図
・HB:特化ミミッキュのミミZでマゴの実発動、一舞陽気メガギャラのこおりのキバ、二舞陽気ギャラドスのこおりのキバ確定耐え
・HD:GF回復込みでC200テテフのサイキネ高乱数2耐え
・B<D
・S:一回のがんせきふうじで最速ミミッキュ抜き
クチートとシャンデラの地面弱点をなくし、オート回復までくっつけさせることのできる神ぽこ。他のカプ系に軒並み強いのも評価点。
マゴの実を持たせているのは、以前
*無断なので問題があればリンクを消させていただきます。
この記事を読んで感銘を受けたためである。人にすぐ影響されるタイプなので早速使ってみたところかなり使い勝手が良かった。チョッキと比較してよかった点は、具体的には
・補助技が使えるようになる
・ガッサのタネガン削りにも強い
・脳死で初手ミミZを切ってくる相手に対して体力を十分に確保したまま切り返せる
点である。
特に一番目の補助技が使えるという点が強く、今回は補助技枠としてリフレクターを採用した。というのも前期のクチシャンブルルでは、グロスやリザの処理をシャンデラに一任する形となっていてシャンデラへの負担が大きくなっていたことや、ポリクチミミガッサが重いなと感じたためである。リフレクターの採用によりGF+リフレクターでクチートが地面タイプの前で剣舞を積むことができたり、対クチートもシャンデラで相手がしやすくなるなどより戦いやすくなった。ほとんどのルカリオが物理型になったのも追い風。
またチョッキをなくした代わりとして、対テテフ性能を保持するために多めにDに割いたことでDL対策もでき、DLポリ2に出し負けないという副産物も得た。
さらに半分回復実はウッドハンマーとの相性もよく、高火力で相手を沈めつつあえて自傷ダメを受けることできのみ圏内に入って回復するなどの動きもできる。
ただその一方でチョッキを持たせていれば耐えられていたであろう攻撃を耐えられなくなったり(eg.珠ゲッコのれいとうビーム、C+1ポリZのれいとうビームなどなど)、火力も耐久もSも半端になっていた感じは少し否めないので、もう少し補助型よりかアタッカーよりに振り切るのも面白いかもしれない。
NNはグリーンバッカスというお酒から。聞いたことあるだけで飲んだことはない。
ラティアス@こだわりスカーフ おくびょう ふゆう(NN:カノン)
サイコキネシス りゅうせいぐん 10まんボルト れいとうビーム
実数値 157(12)-*-111(4)-160(236)-151(4)-178(252)
調整意図
・HB:特化メガバシャのフレドラ高乱数2耐え
・C:無振りメガバシャ、無振りメガゲンガーをサイキネ確定一発
前期から続投のクチートの相棒。1145141919810体のメガゲンガーとアーゴヨンを対面処理していた。相手にドラゴン技を使わせてクチートの剣舞の餌にする6世代のようなムービングが多くできて楽しかった。
NNは某映画から。この子が初恋の相手だったり精通のきっかけになった人もいるんでない?
ガブリアス@ジメンZ ようき さめはだ(NN:BonAppetit♡S)
実数値 183-182(252)-116(4)-*-105-169(252)
調整意図
・A:一舞ジメンZでH振りヒードランのまもるを貫通して確定一発
ミミッキュを筆頭としたフェアリー勢やヒードランへの憎しみで生まれたポケモン。
後出しされるレヒレやミミッキュをじしん+ジメンZで処理できるのもよいところ。ジメンZはGFの半減補正を受けないのでGF下でのうのうと突っ張るはがねタイプを吹き飛ばすこともできる。
・・・なのだが実際にそんな動きはできずむしろドラゴンZの方が欲しい場面が多かったのでドラゴンZの方が良いと思う。対ミミッキュ性能ではランドロスに勝てない部分も多いが、対リザドランではかなりの貢献度を見せてくれた。
NNはアニメ「ブレンド・S」のOP曲から。ABS振りなのでそれぞれが大文字になってるこの歌がぴったりや!と思って採用。ガブリアスとこのアニメには何の関係もない。
スイクン@とつげきチョッキ ひかえめ プレッシャー(NN:♀♡♀ AQUARIUM)
実数値 183(60)-*-136(4)-156(252)-137(12)-128(180)
調整意図
・C:こごえるかぜ2回でH4振りアーゴヨンを85.9%の乱数、ねっとうで無振りコケコ確定二発
・S:こごかぜ一回で最速ゲッコウガ抜き
本構築のMVP。いわゆるテンプレのひかえめチョッキスイクン。
この枠は対マンムー枠として非常に迷走していて、テッカグヤやらAペルシアン(爆笑)やら試していたが、ゲッコウガに後出しできてかつミラコでの遂行速度と対面性能を考慮した結果スイクンに落ち着いた。
Bに振って対マンムー性能を上げようとしたが、C特化することでアーゴヨンをこごかぜ2回で高乱数で倒せるという点に魅力を感じたのでひかえめでの運用に決めた。実際スイクン=ミラコのイメージが強く、ミラコ警戒でわるだくみを積んでくるアーゴヨンを何度もこごかぜ×2で倒してきた。
こごかぜによる起点回避、絶対零度による対受けループ性能、ミラコでの対特殊型性能など、非常に強かった。なにより零度のヒット回数がすさまじく、何度も運勝ちをもたらしてくれたポケモン。(もちろん零度しか勝ち筋がない!ってときだけなのでむやみに押しはしません!)まぁクチート使いは常に10%の負け筋を負っているし多少はね?
お互い突破手段がない対面での零度は☨合法☨
NNはアニメ「ラブライブ!サンシャイン!」の歌「恋になりたいAQUARIUM」から。ラブライブの世界に男性が必要かどうかは諸説なので百合な感じになってしまった。
【基本選出】
・クチシャンブルル
メガゲンガーやアーゴヨン、ゲッコウガがいない場合での選出。主にカバリザなんかに強い。ステロ込みでシャンデラが過労死しないように早期に決着をつける必要がある。
・ラティクチ@1
@1の枠は割とスイクンが多かった。スイクンが過労死しないように立ち回る。
【キツイの】
異常に環境にはびこっておりどうしてもGF頼りになったりする。最近はタスキ持ちやチョッキ持ちも多くラティアスでワンパンすることも難しい。
・ハッサム
安定して処理できるのはシャンデラしかおらず、裏のレヒレと組まされるとなかなか削りが難しい。悪技持ちハッサムは降参。
・ヒコウZ、イワZカグヤ
シャンデラが出落ちする。
・ノイクン、ノイテイなど
受けまわしなので一回でも毒を入れられたら死。
受けまわしなので)ry
クチートが対面処理できたりできなかったりする。
・ゲンガー
普通のアタッカーならまだしも滅びの歌などのからめ手や催眠持ちだとめんどくさい。
Sを上げないように立ち回るか、悪だくみを積まれるスキをみせない立ち回り、選出が要求される。
どくまもはやめて
どくまもは)ry
・ポリZ
無理
【終わりに】
振り返るとやはりかなり欠陥が多いパーティであり、あらためてタイプ受けの厳しい現状を突き付けられたなぁって感じです。クチシャンブルルの天敵のドラン、ゲッコウガ、アーゴヨンが増えてくるとますます厳しいなといった感じですが、こいつらがいないパーティにはかなり強くでられるのでこの記事を読んだ方で少しでもクチシャンブルルに興味を持つ方が増えてくれたらうれしいです。
来期以降は潜るかわかりませんが、もし当たったらよろしくお願いします。
希美ちゃんかわいいなぁ