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限界オタクのポケモンとアニメ日記

【デレステ】イベント「ドレミファクトリー!」の世界観について

 ドレミファクトリー!イベが終了してそれなり経ったので思うところなど。

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 私自身U149のメンツは好きで本イベントは楽しく走らせてもらいました。もちろんコミュも何度も何度も見返しています(「がんばるもーん!」が可愛すぎるし目覚ましにしたい)。しかしよくよく見ると設定がどうにも不安定でそこだけ違和感が尋常ではなかったのは事実です。U149を読んでいない、知らないPからするとなおさらズレを感じたかもしれません。

 そこで、本記事は主に、デレステにおける世界観とU149の世界観の混雑が見られる「ドレミファクトリー!」イベントについて考察していきます。決してキャラ批判などはしませんのでご安心ください。また私自身デレステ歴は浅く、これまでのイベントのコミュすべてを解放していません。考察過程で未視聴のコミュについては触れませんがもし反例として挙げるべきコミュがあれば教えていただけると幸いです。加えて、私自身の解釈がかなり妄想に近いのでその辺もご容赦ください。

 

 

 まず私が違和感を感じたのは以下の事柄です。

○これまでのイベントにおけるPとは明らかに異なり、口調・性格がU149における第三芸能課P(以下ドラマCDにおける本Pの声優様の名字にならい米内Pと表記します。作品における正式名称ではありませんが表現上ということでご勘弁ください)と酷似しつつも名前は(プレイヤーネーム)Pとなっている点(=性別等の不一致の可能性をはらむ)。

デレステにおいて各イベントは独立していないものであるが上記の点を考慮すると独立していると考えざるをえないこと。

○桃華の「プロデューサー”ちゃま”」呼びなどU149にない要素があること。

 

 以上の点を踏まえつつデレステ内世界観とU149世界観を比較し、自分なりの結論を出すと、

本イベントは従来のデレステとは同じ世界線であり、U149を知らない層の中でもアイドルに関しては配慮しているがP方面ではおざなりにしているため、運営はもう少しその辺の設定を煮詰めるべきであった。

といえます。

 

 

 

 1.デレステにおける世界観

 私の中では、デレステにおけるP像とは「アイドル達を見守り適度に助言を与える寡黙なP」となっています。本ゲームのコミュ自体当然アイドルたちのセリフが多いので余計にそう感じるかもしれませんが。

 また本ゲームでは各イベントは独立したものではありません。「Starry-Go-Round」コミュにおいて、以下の描写があります。

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 これらは、過去のイベントは同世界線に発生したものであることを指します。「桜の風」はA線、「HARURANRAN」はB線というわけではないのです。すなわち「ドレミファクトリー!」も世界線に起きる事象と考えます

 加えて、前述した通り、桃華はPのことをちゃま付けで呼びます。これはデレステ上であれば普段のコミュでもイベントコミュでも変わりません。

 

 しかし、U149のP像、設定を加算すると何点か矛盾が発生します。

2.U149における世界観

 米内Pの性格は「明るめで気さく、おっちょこちょいだが、適切な助言でアイドルを支える」ものだと思っています。こちらはデレステ内のコミュだけでなく平生のマンガでも感じるところではあると思います。あと、一人称は「オレ」で、性別は男性です(ひょっとしたら女性かもしれませんがまあ男性でしょう)。

 また本作では桃華はPをちゃま付けで呼びません。そういう意味ではデレステより若干大人びているかもしれませんね。

 

 

 ここまでを踏まえると、矛盾点は以下の通りになります。

1.デレステ上のPと米内Pは別人であるはずだが本イベントでは米内Pのような人物がPとなっている(にもかかわらずプレイヤーネーム+Pという表記)

2.デレステ上また本イベントでは”ちゃま”呼びをするがU149ではその呼び方をしないため明確にU149の世界線であるといいきれない

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 これらを解消するには以下の設定を考案します。むしろここからが本題です。

α.普段はデレステ上のPが彼女らを担当しているが、本イベントに際してはデレステPの代わりに男性の同名のPが担当することになった。

 

 「同名の」というのが個人的に気持ちが悪いところではありますが、明らかに本イベントと普段のデレステPは別人だと思います。本イベントでは以下のように人称、呼び方、性格がかなり明確に提示されています。

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 これはかなりU149における米内Pに寄せてきていると思います。前述のとおり米内とは正式名称ではありませんので運営も名前に困ったため仕方なくプレイヤーネームをそのまま使ったかもしれません。男性と断定しているのは一人称(オレが一人称の女性もいるのですが・・・)と本イベントがU149のものであるということからです。デレステユーザーの多くは男性ですが、当然女性Pもいるわけで、デレステ上のPは女性として考える人も少なくはないはずです。そういう意味で本イベントのPを性別を半ば固定したのは個人的に不服ですね。

 これまでの蓄積がある、すなわち同じ世界線なら桃華のちゃま付けが抜けないのもわかりますし、親しげにしていることからおそらくプラン自体は前々から動いていたのでしょう。米内Pとはそれなりに事前から交流があると考えればさほど違和感はないはずです。

 別のPが担当することなんてあるか?と思いますが、「秋風に手を振って」のコミュにみられるようにルーキートレーナーが中心となってトレーニングすることもあります。「ドレミファクトリー!」においても、職業体験バラエティ+ライブまでを手掛けるプロデュースイベントの一つと考えればあり得ない話ではないです。

 

 最初に書いた結論通りこれはU149をかなり意識してU149を知らないプレイヤーにもU149を宣伝できるイベントにしていると思います。ただPの性格等が明らかに異なっていてプレイヤー=Pとするユーザーの混乱を招いたことや(U149の世界ならはっきりとプレイヤーネームをつけないでほしかった)、桃華の呼び方が不一致を起こすなど個人的に不満足な部分は多いです。ただアイドルたちはやっぱりみんな可愛いのでU149本編もぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 長々書いたけど一番ありえそうなのが「U149の世界で作ったけど脚本家が桃華のちゃま付けをしてしまったというミスを犯した(もしくはデレステオンリーユーザーに配慮した)だけ」なのが草。このミスさえなければU149という独立した世界のエピソードをイベント用に用意しただけという結論で終わります(「Virgin Love」同様マンガ初のイベントは別世界という前提のもと)。

あ ほ く さ

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